今月の一冊
 上野良樹先生は小松市民病院の小児科医師で、私(多賀)が尊敬し、なおかつ大好きな4年先輩です。一般診療に加えて、子供の心身症に積極的に、そして丁寧に関わられています。子供たちだけでなくお母さんの「心のスキマ」を優しく察してくれて、温かく埋めてくれます。この本にはそのことが素直に書かれており、上野先生の人柄と思いが伝わってきて、暖かい気持ちになります。読み終えると、素直な感性と暖かい心がうつると思います。詩を拾い読みするだけでも、ほっこりしますよ。
 この本の中で私が一番好きな詩は、『タイムマシン』です。一番気に入っている個所は、「子どもたちはちっとも変っていない。子どもの心を失うことが、大人になることではなかったはずなのに。大人としての誇りを忘れぬことが、子どもの心への恩返し」です。
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