みんなのハテナ

 原因が分からない発熱を“不明熱”と呼びます。子供の場合の不明熱で最も頻度の高いのが、膀胱炎と中耳炎です。穴が開いているから、細菌が侵入しやすいのです。大人では膀胱炎は頻尿・排尿痛、中耳炎では耳痛・聞こえにくいといった局所症状がありますが、発熱という全身症状が出ることはあまりありません。しかし、乳幼児では全身に影響を与えるため、発熱を認めます。したがって、乳幼児の“不明熱”では、特に発熱が数日続いた場合には、検尿をし、耳鏡で鼓膜を見る必要があります。
 検尿をするためには、オシッコを採る必要があります。最も簡単なのは採尿パックを当てて待つ方法ですが、外陰部の汚れが混じりやすいので、外陰部を拭いてから採尿パックを当てましょう。採尿パックにオシッコが採れてから検査までに長い時間が経つと、尿の成分が変化しますから、30分以内に検査する必要があります。鼓膜を検査するときには、耳鏡で耳をのぞくと、耳垢が詰まっていて見えない時があります。その時は耳鼻科で耳垢を取ってもらって確認します。

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