よむミルク
 子供を感情的に叱る(しかる)、つまり怒ってしまった時、お母さんは素直に謝りましょうと前回の“たがのわ”で書きました。すると、お母さんから「そんなに簡単に謝ったら、親の威厳がなくなってしまうんじゃないですか」という質問がありました。そうでしょうか?
 では逆に、謝らなかった場合について考えてみましょう。直観力の高い子供たちは、うさんくさい怒り方だと感じています。そして、子供たちは「そうか、親や大人は子供に対して、力の強い者は弱い者に対して、地位の高い者は低い者に対して、理不尽な怒り方をしても謝らなくていいだ」と考え、学び、覚えるのです。結果として、将来、同じような行動を取ります。一方、お母さんが素直に謝った場合、子供たちは「そうか、どのような関係であれ、自分が悪かったと思ったら素直に謝ることが大切なんだ。そうすれば、いやな気持ちがしないなあ」と考え、学び、覚えるのです。そして、将来、同じような行動を取ります。
 正に、「子供は親の鏡」ですね。
[*]バックナンバー
[0] トップへ戻る