よむミルク
 子供が複数いると、親は「平等に扱ってやらねば」と思いがちです。この“平等”という言葉に振り回されていませんか? 大人の生活の中では、平等なんてほとんどの面でありえないというのが実感でしょう、能力も違う、体力も違う、経済力も違う、云々。アメリカは自由主義の国で、平等が確保されていると感じますが、決してそうではありません。住んでみると分かりますが、アメリカでは富も権力も極端に偏在しており、日本の方がずっと自由で平等です。
  子供たちに体験や教育の機会を平等に与えることがベストなのではありません。なぜなら、その子によって性格・能力が違う以上、平等な環境や機会を与えることで、ベストな結果、すなわちベストな成長が得られるわけではないからです。その子その子に合った環境や機会を与えることがベストです。唯一、親から子供たちに平等にしてあげて欲しいのは、話を聞いてあげることです。子供によって、「聞いて聞いて」とうるさいほど言ってくる子もいれば、親が尋ねてくれるのを静かに待っている子もいます。どちらの子にも、しっかり耳を傾けてあげて下さい。
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