よむミルク
 “平等”という中で最も気を付けなければならないのが、双子です。異性の双子の場合は、男の子と女の子では根本的に行動や興味が違いますので、平等に扱うことは端からありません。一方、同性の双子では、親の努力次第で全く平等に扱えます。しかし、例え一卵性双生児であっても、不思議なことに成長するにしたがって性格・能力が違ってきます。でも外見があまりに同じなので、親も周囲も同じように扱おうとします。
 ある30歳代のお母さんが、「私たち双子は小さい時からずっと、母親の取り合いをしていました。お互いに子供二人ずついる今でも、母親がどちらにどれだけ行ったかでケンカになります」と言っていました。
 『子供たちの甘える壺』の中で話しましたように、子供たちが十分に甘えるためには、お母さんとの“1対1”が非常に重要です。お母さんが双子に接する場合には、いつでもどこでも2人一緒となるために、いつでもどこでも“お母さん2分の1”で我慢し続けることになり、満足感が低いままになります。双子であっても、時には別行動での母子1対1が大切なのです。
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